俳句
「ビルの森 秋の夕焼け 斑ら影」
「七色の 香り漂う 紅葉狩」 <解説> ・夏から秋にかけての様々な変化途中の景観を詠んだ一句。
「青空の 先に輝く 富士の初雪」 <解説> ・台風一過の雲のない晴天の日に、屋上の駐車場からふと見た先に冠雪の富士山が見えた時に詠んだ一句。
「秋の雲 眺めて奏でる 腹の虫」 <解説> ・昼時にイワシ雲を眺めていたら空腹でお腹がなってしまった時に詠んだ一句。
「案山子寝る 水面の上 空を見る」 <解説> ・収穫前の田畑が水浸しになり、案山子(かかし)が上を向いて倒れている豪雨災害の甚大さを詠んだ一句。
「顔見せぬ 月夜の光 道標」 <解説> ・考え事をしていた時、雲の隙間から溢れた月の光が進むべき方向を示しているように感じて詠んだ一句。