五里霧中 -hikariba-

情報モラル/ネット依存/ネット人権問題の予防対策、悩める方へ一筋の光を

ネットトラブル予防10か条 [0001]

今回は、教育機関での講演(情報モラル教室・セーフティ教室等)で保護者や先生方からの要望が多く、子供達にも伝えている(スマホ利用時の)ネットトラブル予防についての内容を紹介します。

保護者や先生方からの要望で多いのが、子供達に「危険性」を教えて欲しいということです。

確かに危険なことを知れば、興味本位だけの勢いで無謀なことをしなくなるかもしれません。しかし、一時的な危険性、恐怖を伝えたとしても、子供達は大人と違い応用して当てはめて考えることは難しい場合も多いものです。

教わったことが自分の行動に当てはまるかどうかの判定をするに留まってしまいます。

それでは、「子供達ができるだけ安全に利用できるようにする」という本来の目的を果たせません。それは、本質的に何が問題でトラブルに巻き込まれたり、引き起こしたりするのかということの理解ができていない対症療法でしかないからです。

本質的な子供達の安全性の向上、現状の問題解決を目指している立場としてはそれでは安全を担保するには不十分であることから、これまで口頭で色々と話してきたことを整理し、明文化(文章化)して紹介することにしました。

明文化されていれば、記録としても残りますし、何より忘れない!(講演のはじめにアイスブレイクで人の記憶の話などしますが、人は基本忘れる生き物です。)

「保護者たより」や「PTA通信」などで折を見て学校や保護者が主体になって伝え広めるということができるからです。

学校で行われている講演などに参加する保護者は意識の高い人が多いという現実もあり、本来伝えなければいけない人に伝わらないという問題も学校側で抱えているため、そういう周辺の問題や学校として何を伝えれば良いのかというコンテンツ面の問題もクリアにできればと考えています。目に触れれば少しは気にもなるでしょう。

前置きが長くなりましたが、前提となる考え方について「前提3ヶ条」、トラブルに巻き込まれない、引き起こさないための「予防10ヶ条を」以下に紹介します。

細かな説明は次回以降に紹介させていただきます。

■前提3ヶ条

◉前提第一条:実社会もネット空間も「良し悪しの基準は同じ」
◉前提第二条:道具は「使い方次第」
◉前提第三条:「人はみんな違う」ことを理解する
(出典:ひかりば「情報モラル教室」講演資料)

■予防10ヶ条

◉第一条:個人情報は投稿しない・送らない
◉第二条:他人の悪口は投稿しない・送らない
◉第三条:感情的な時は投稿しない・送らない
◉第四条:相手がどう思うかわからない前提で送る
◉第五条:見知らぬ人には連絡先を教えない・会わない
◉第六条:無料だからと安易にダウンロードしない
◉第七条:裸の写真/動画は撮影しない・送らない
◉第八条:良し悪しの判断がつかない時はやらない
◉第九条:ルールを決めて使う際の判断基準を持つ
◉第十条:困ったことが起こったら直ぐに大人に相談する
(出典:ひかりば「情報モラル教室」講演資料)

 今回紹介している内容は、スライドとしては「前提3ヶ条」「予防10ヶ条」の2枚ですが、実はこのテーマを掘り下げて話をするだけでも一時間は話ができる内容です。

ご依頼いただく講演の多くは、児童生徒向けは40-45分(小学校45分、中学校50分授業のため)、保護者向けでも40-60分(学校公開日は授業時間、家庭教育学級は大体60分)の時間枠です。

しかし、ご要望される中身は、スマホやネットの危険性を幅広く、最新の状況含めてわかりやすく伝えて欲しいということで、どう考えても3-4時間(180-240分)くらいないと丁寧に話ができないようなご依頼だったりします。

継続的に実施していただく場合は、そのことをお伝えして最低でも90分、できれば120分の時間枠を設けていただくようにしていますが、それでもギリギリです。

もしもセミナーや勉強会を検討されている場合は、内容(テーマ)に合った時間枠でぜひ検討いただければと思います。

過去の講演資料の一部はひかりばwebサイト上でも公開していますので、教育目的での利用であれば自由にご活用ください。 

 

五里霧中 -hikariba-」では、講演時の流れなど順不同で紹介していきますが、何となくイメージできるカテゴリーで区分するようにはしておきますので、関係のありそうなものだけチェックしたい方は、カテゴリーから検索してみてください。

 

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