五里霧中に一筋の光を - ひかりば -

きまぐれコラム・社会の疑問や講演ネタの紹介など

情報モラル

スマホ持たせる保護者の責務

はじめに 中学校での講演機会をいただき、その際に保護者向け配布資料として「子供にスマホを持たせる際の保護者の責務」について整理したものを紹介したいと思います。 ブログで概要をご紹介します。 補足情報やトラブル時の連絡先も整理しましたので(2018…

正当にこわがる

情報モラル、情報リテラシーを養う上で大切なことが「正当にこわがる」ことです。判断するために必要なことは、何が正しく、何が誤っているのかを知ることです。知らない状態で悩み、対策を考えているうちは「正当にこわがる」ことはできません。無用な不安…

ちょっとまて!

「ちょっとまて!」 この一言でトラブルを防げるかもしれません。小学生向けにできるだけ分かりやすく伝える方法として、映像とキャッチフレーズ一言というのを試しています。小学校だと45分授業です。 集まる時間や挨拶の時間を考えると長くて正味40分です…

ネット依存対策の難しさ

ネット依存は、オンラインゲームが普及し始めた時期から話題にはなっていますが、その後、具体的に何か対策が講じられているという話は出てきません。 数年が経過し、スマートフォン(以下「スマホ」)時代になっても具体的な対策は出てきませんが、ネット依存…

大人も子供も同じ

スマートフォン(以下「スマホ」)が日本で一般的になったのは国内3キャリアからAndroid端末が複数発売され始めた2010年からです(iPhone 3Gの日本発売は2008年〜)。 スマホの世帯普及率は70%超、高校生の携帯・スマホ保有者のうちスマホ保有率が9割、20-30代も…

全ての問題は人に帰する

携帯・スマートフォンは通信やコミュニケーションのための道具であり、手段です。 問題が発生すると道具そのものを悪者扱いする風潮がありますが(特に報道において)、問題の本質はそこではありません。従って、道具を使うことを禁止することは本質的問題解決…

ルールはなぜ必要か?

ルールを作る目的 携帯・スマートフォン等を子供に持たせる際のルールは何のために作るのでしょうか? 誤った使い方をして危険な目に合わないためです。則ち、誤った使い方で子供達が危険なことに巻き込まれたり、問題を引き起こさないため(子供の安全を守…

気がつけば加害者・被害者に

小中学生向けのセーフティ教室や自治体のネット人権研修(いじめ予防研修)で下記の映像を使わせていただくことがあります。(ひかりばでは同映像は、鳥取県人権・同和対策課への使用許諾を得て使用しています) 島根県のいじめ防止啓発CM(映像) 鳥取県 YouTub…

[資料]セーフティ教室用資料 (高学年向け)

小学校 高学年向けのセーフティ教室用資料の抜粋版(一般公開用)をスライドシェアで公開しました。 授業の際には映像や画像を紹介したり、一部ワークも取り入れるなど要望に応じてカスタム対応しています。 小学校の高学年向けの資料ですが、実は保護者向けに…

スマホ依存のリスクと対策

スマートフォンの急激な普及に伴い、「誤った使い方を知らずに」利用し続けた結果、スマートフォン依存症(以下「スマホ依存」)になるケースがあります。 スマホ依存の影響 スマホ依存による影響は、以下のようなものがあります。 視力低下やスマホ老眼等の…

知らずに利用が最大のリスク

何も伝えずに使わせて、何か問題が起こった際に「知らなかったから仕方がないよね。次気をつけようか」と我が子を目の前に平然と言えますか。 犯罪行為であれば相応の社会的制裁を受けますし、未成年であれば代わりに保護者が責任を負うことだってあるのです…

道具と言葉をいかに使うか

「道具と言葉をいかに使うか(使いこなすか)」 情報モラル講習において、必ず伝えなければいけないポイントです。 小中学校のセーフティ教室では、道具の使い方として「包丁」を引き合いに出すのですが、「スマホという道具でも使い方次第では人を殺せてしま…

(スマホ利用) 犯罪と表裏一体

今回、スマートフォンの利用は「犯罪と表裏一体」、自分が加害者(犯罪者)になる可能性があるということをご紹介します。 もちろん、「道具の使い方によっては」という前提ですので、あらゆる道具や行為言えることですが、「危険性を知らずにスマホを利用する…

ネットトラブル予防10か条

はじめに 教育機関での講演(情報モラル教室・セーフティ教室等)で保護者や先生方からの要望が多く、子供達にも伝えている(スマホ利用時の)ネットトラブル予防についての内容を紹介します。 保護者や先生方からの要望で多いのが、子供達に「危険性」を教…

(c) hikariba