五里霧中に一筋の光を - ひかりば -

きまぐれコラム・社会の疑問や講演ネタの紹介など

今日の一句

「ビルの森 秋の夕焼け 斑ら影」

今日の一句

「七色の 香り漂う 紅葉狩」 <解説> ・夏から秋にかけての様々な変化途中の景観を詠んだ一句。

トップの役割

トップの役割は、未来を見据えて組織・仕組みを創ることであり、様々なリスクに備え、組織が持続的に社会に貢献できるようにすることです。 そのためにメンバーが働きやすい環境を誰よりも考えることが重要です。 組織は人の集まりです。 その人たちが同じ方…

今日の一句

「青空の 先に輝く 富士の初雪」 <解説> ・台風一過の雲のない晴天の日に、屋上の駐車場からふと見た先に冠雪の富士山が見えた時に詠んだ一句。

報連相は上司の役割

「報連相」という言葉がありますが、これは上司が部下に科すものではありません。必要なときに「報連相」しやすい環境をつくる上司の責務のことです。結構勘違いしている人が多いです。 部下に強いている上司がいたら、概ねそのチームはうまく機能していない…

いじめの本質(いじめ=犯罪)

はじめに いじめについて様々なことが言われています。 8月下旬から9月にかけて毎年のようにいじめ自殺予防の相談窓口が開設され、啓発・呼び掛けが行われていますが、果たしてそれがいじめの予防・解決に繋がっているのでしょうか? 全く何もやらないよりは…

今日の一句

「秋の雲 眺めて奏でる 腹の虫」 <解説> ・昼時にイワシ雲を眺めていたら空腹でお腹がなってしまった時に詠んだ一句。

他者へのリスペクト

他者へのリスペクト(*1)、信頼して任せることが良い関係の構築、良い結果をもたらします。 不信感、疑心暗鬼からは何も生まれないどころか、負の連鎖が引き起こされます。 しかし、多くの組織では政治的駆け引きなど含めて、相手の役割や能力を認め、尊敬し…

今日の一句

「案山子寝る 水面の上 空を見る」 <解説> ・収穫前の田畑が水浸しになり、案山子(かかし)が上を向いて倒れている豪雨災害の甚大さを詠んだ一句。

情熱を持つこと

情熱は不可能を可能にします。アイディアと経験と実行力だけでは運は引き寄せられません。しかし、情熱が加わると、不思議と運を引き寄せるようになります。但し、一つだけその条件があるようです。社会的に必要なことであることです。私利私欲や個人の思惑…

今日一句

「顔見せぬ 月夜の光 道標」 <解説> ・考え事をしていた時、雲の隙間から溢れた月の光が進むべき方向を示しているように感じて詠んだ一句。

千葉県子サポ スクールアドバイザー

スクールアドバイザー 2016年から千葉県子どもと親のサポートセンターのスクールアドバイザーとして活動しています。 2015年に別の仕事で講演を引き受けたのをきっかけに、翌年、千葉県のスクールアドバイザー事業推進のためにアドバイザーとしての登録要請…

スマホ持たせる保護者の責務

はじめに 中学校での講演機会をいただき、その際に保護者向け配布資料として「子供にスマホを持たせる際の保護者の責務」について整理したものを紹介したいと思います。 ブログで概要をご紹介します。 補足情報やトラブル時の連絡先も整理しましたので(2018…

スマホ購入時にやること

初めてのスマホ購入、キッズ携帯からスマホへの代替え時に、保護者がやるべきことを整理してみました。 スマホ購入時にやるべきこと スマホ保有者を明確にする・契約者である親の所有物であることの説明 子供のスマホ利用目的を確認する・なぜスマホを持たせ…

正当にこわがる

情報モラル、情報リテラシーを養う上で大切なことが「正当にこわがる」ことです。判断するために必要なことは、何が正しく、何が誤っているのかを知ることです。知らない状態で悩み、対策を考えているうちは「正当にこわがる」ことはできません。無用な不安…

教育相談とカウンセリング

教育相談 「教育相談」とは以下のように定義されています。 教育相談(きょういくそうだん)とは、児童生徒の学校生活における学習相談、生活相談、進路・就職相談などを包括しての呼び名である。(出典:wikipedia「教育相談」) 教育現場における問題発生…

情報モラルは道徳教育

「LINEで悪口や仲間外れがあった」「twitterで問題投稿があった」 だからその使い方の問題や危険性を伝えて欲しいという依頼を受けることがあります。使い方の問題であることや危険性を伝えるのは簡単です。 それらを伝えただけで心を入れ換えて問題を起こさ…

ちょっとまて!

「ちょっとまて!」 この一言でトラブルを防げるかもしれません。小学生向けにできるだけ分かりやすく伝える方法として、映像とキャッチフレーズ一言というのを試しています。小学校だと45分授業です。 集まる時間や挨拶の時間を考えると長くて正味40分です…

子供が親に相談しない理由

子供が親に相談しない理由 子供が親に相談しない理由には以下のようなものがあります。 「親に相談したら怒られるかもしれないことをやったから」 「親に心配させたくないから」 「親に聞いてもわからないと思うから(一度、質問した際に疑問を解消するだけ…

ネット依存対策の難しさ

ネット依存は、オンラインゲームが普及し始めた時期から話題にはなっていますが、その後、具体的に何か対策が講じられているという話は出てきません。 数年が経過し、スマートフォン(以下「スマホ」)時代になっても具体的な対策は出てきませんが、ネット依存…

子供にスマホ いつから持たせる?

親の悩み スマートフォン(以下「スマホ」)の普及著しい社会になり、小学校高学年、中学生の保護者はもちろん、幼稚園や小学校低学年の保護者も「我が子にいつから持たせるのが適切か?」「子供用携帯/スマホと通常のスマホどちらがよいのか?」という悩み…

ルールづくり

「ルールをどうやってつくったらよいかわかりません」 「どのようなルールにすればよいかわかりません」 よくある質問です。 ルールづくりの流れとポイントをお伝えします。 ルールづくりの流れ 目的・目標明確化ルールをつくる目的は「子供を守るため」です…

常識は非常識

「大人の常識、子供にとっては非常識」 教職員研修や保護者向けの講演会で必ずお伝えしていることです。 「自分が学生(子供)の頃は・・・」この言葉が出てきたら危険信号です。 社会は変化しています。その変化を無視して過去の自分の体験や経験からだけ物事…

大人も子供も同じ

スマートフォン(以下「スマホ」)が日本で一般的になったのは国内3キャリアからAndroid端末が複数発売され始めた2010年からです(iPhone 3Gの日本発売は2008年〜)。 スマホの世帯普及率は70%超、高校生の携帯・スマホ保有者のうちスマホ保有率が9割、20-30代も…

全ての問題は人に帰する

携帯・スマートフォンは通信やコミュニケーションのための道具であり、手段です。 問題が発生すると道具そのものを悪者扱いする風潮がありますが(特に報道において)、問題の本質はそこではありません。従って、道具を使うことを禁止することは本質的問題解決…

いじめ 人権相談窓口

早期発見、早期対応が早期解決の第一歩です。悩んだら迷わず相談を! いじめ相談、子供の人権相談窓口を紹介します。 情報モラル教室や家庭教育学級でネットトラブルの講話をさせていただくさいによくいただく質問の一つが「相談窓口がどこにあるかわからな…

ネットいじめの理解

下記の表はネットいじめと従来のいじめを比較したものです。 ネット上で行われるかどうかの違いだけではなく、ネット特有の問題点、対応が必要なこともあります。 ネットと従来のいじめの違いで一番特徴的なことは24時間365日、場所を選ばずに攻撃を受ける環…

「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由

教職員向けの人権研修で使わせていただいている漫画「『死ぬくらいなら辞めれば』ができない理由」と作者インタビューを紹介します。(※作者のイラストレータ汐街コナさんの許諾を得た上で参加者に配布させていただいています) 同タイトルの漫画は、自殺す…

スマホ離婚の原因 [番外編]

大人向けのネタを目にしたので紹介します。 子供を指導する立場の親や教員がスマホでトラブル引き起こしている実態、笑うに笑えません。 「スマホ離婚」の原因になる8項目。どれかが原因で文句を言われたり、口論になったことがある人は要注意とのことです。…

いじめられている君へ (劇作家/鴻上尚史氏) [新聞記事]

「死なないで、逃げて逃げて」 朝日新聞2006年11月17日掲載の劇作家 鴻上尚史さんの記事のタイトルです。 子供たちには「逃げてよい」「死なないで」ということをもっと意識的に伝えることが大切なことだと感じています。 鴻上さんも書いていますが、大人だ…

(c) hikariba